服部牧場 実は宿泊キャンプもできる牧場 動物が駆け回るキャンプの穴場 神奈川県愛甲郡愛川町
服部牧場 実は宿泊もできる動物が駆け回る穴場キャンプ場 神奈川県愛甲郡愛川町
新型コロナの緊急事態宣言明け一発目キャンプ
こんにちは。プチプラキャンパーです。
5月25日に改正新型インフルエンザ等特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除されました。
解除後もしばらくは都道府県をまたぐ移動は極力避けようと思っていますので、当面は地元の神奈川県内で活動しようと思っている中、手始めに県内でデイキャンプに行ってまいりました。
神奈川県は愛川町にある
服部牧場
という牧場です。
じつはこちらキャンプ場と名前が付いていないのであまり知られていませんが、デイキャンプ、宿泊ともキャンプができるスペースがございます。
あまり知られていないだけに大変な穴場で、我が家が行った日も帰る直前まで貸し切り、夕方もう一家族が来ただけで思いっきり広いフィールドを楽しめました。
服部牧場のアクセス・ロケーション
服部牧場は神奈川県愛甲郡の愛川町にある牧場・キャンプ場です。
クルマでの来場を前提にお話しすると、
最寄りのインターチェンジは圏央道の相模原インターチェンジです。
相模原インターからは約7km、10分ほどで服部牧場に到着できます。
途中、通り道にはスーパーはありませんでしたが、ローソンが二軒ありました。
一番近いコンビニはオギノパン工場の向かいにあります。
オギノパンでは工場併設の直売所で揚げたての揚げパンを食べられます。
相模原インターから来るときにカーナビだと国道412号線沿いのオギノパンの工場を過ぎたすぐ先を右折するように案内が出るかもしれませんが、もう少し先に進んで服部牧場の看板があるところを右折する方がわかりやすいです。
国道412号から上がってくると急に開けた野っぱらが現れたところが服部牧場です。
放牧地の間から入って駐車場に駐めて、キャンプの受付はアイス工房CASALINGAで行います。
右側の三角屋根の建物です。
服部牧場の場内紹介
服部牧場はその名の通り牧場ですので基本は牧場施設がメインになっています。
その中でもアイス工房CASALINGAが割と有名で、アイスを食べに来ている人がいっぱいいます。
服部牧場産の牛乳を使用したジェラートはダブルで750円とややお高め。
この日も外のベンチは終日いっぱいの状態が多かったです。
キャンプスペースはガラガラなんですけどね。
このアイス工房が牧場に来たお客さんにとっては起点となります。
場内には年代モノのトラクターがいっぱい置いてあり撮影スポットになっています。
駐車場の目の前には牛さんがいっぱい放たれています。
牛は撮り忘れましたが他にも羊や山羊がたくさん放たれています。
アイス工房の前のガチャポンで餌を買え、餌やりができます。
アイス工房の裏にはバーベキュー場、炊事場、水洗トイレがあります。
キャンプに来た方も基本はこちらの水場を利用する形になります。
バーベキューは下のバーベキュー場でグループごとに場所を借りて行います。
牧場ならではの乳搾り体験、バター作り、乗馬などの催し物も行われてます。
キャンプ場に行くにはまずアイス工房の中で受付をしてからクルマで向かいます。
服部牧場のキャンプ場は
キャンプ場はアイス工房の中で受付をしてからクルマで向かいます。
こちらのプレートがキャンプ予約した人の証となります。
キャンプスペースはアイス工房周辺の牧場のメインの場所から少し離れていますから最初に駐めた駐車場からクルマで移動します。
キャンプ場はの周りにキャンプ客向けの専用駐車スペースがありますのでそこに駐めます。オートキャンプ場ではないのでテントに横付けはできません。
コーンの外側に駐車することになります。
ですのであまり駐車スペースから遠くにテント設営すると荷物の運搬が大変です。
カートがあればいいですけどね。
ただ駐車スペースの近くにテントを立てればほぼオートキャンプみたいなものです。
平日はほぼガラガラなので今回はクルマのすぐ後ろにワンタッチタープを立てましたのでほぼほぼオートキャンプ状態でした。
トイレだけはキャンプスペースにもありますが、簡易トイレのくみ取り式が2基だけです。水道はないです。
洋式とはありますが決して座りたくない感じ・・・
もっぱら男性の小用だけですね。
女性はアイス工房裏のトイレに行った方がいいです。
そして水場もキャンプスペースにはありません。
水は事前にタンクなどに汲んでおいてください。
整備された水洗トイレと炊事場は道路を渡ってアイス工房の裏のバーベキュー場まで歩いて行く必要があります。
キャンプスペースからゆっくり歩いて徒歩3-4分ほどです。
これが面倒ですけど、専用のキャンプ場ではないのでそのへんはしょうがないですね。
灰、炭捨て場はありますが、ゴミはアイス工房近くのゴミ捨て場まで持っていきます。
ごみ処理代金は昨年からキャンプ料金に含まれるようになりました。
かつてはこのキャンプスペースも放牧に使っていたのだろうと思わせる廃屋や井戸の跡、古トラクターなどが放置されています。
キャンプスペースは平日ガラガラなら最高。
我が家だけの貸切状態だったので思いっきり駆け回ったり、ボール遊びもバトミントンも好きなだけできましたし、リードを付けて犬を走らせたりもできました。
土日でも数組しかいない日もあると聞きますが、そこまで広くはないので10組泊まれるかどうかという広さです。のびのび遊びたいならやはり平日です。
隣が柵を隔てて放牧地なのですが柵を乗り越えてヤギがやって来ようとします。
実際、数頭は柵を避けてキャンプスペースまでやってきて草をムシャムシャ食べていました。
ヤギの食欲ってすごいですね。
デイキャンプのため遊ぶ時間を優先したかったので設営は最低限のワンタッチタープ。
ハンモックでゴロゴロ。
ランチも楽したいのでメスティンで炊飯しての松屋牛めし。
松屋牛めしに限らず冷凍のレトルトは保冷剤代わりになるし楽したい時のキャンプ飯にはぴったりです。
卵と七味忘れてしまいました!
私は次回宿泊してもいいなと思ったのですが、嫁さんの意見としてはここはデイキャンプ向けかなーと。
専門のキャンプ場でないので仕方ないですが水場がキャンプスペースにないのとキャンプスペースには簡易トイレだけ、水洗トイレはアイス工房まで歩かないといけないということで嫁さんはデイキャンプ向けかなーと言っていました。
水は事前に汲んでおけば解決しますが、確かに女性は夜中にトイレに行きたくなったら厳しい環境かなと思いました。自前で簡易トイレ持ってるならそっちを使った方が衛生面でも安全面でも安心と言ってました。
そういった不便さもキャンプの楽しさの一面なんですけどね。
次回宿泊するならパパだけのソロキャンになりそうです。
服部牧場のキャンプ料金
じゃらんホームページより
服部牧場のキャンプスペースは飛び込み不可で事前予約必須となります。
予約はじゃらんのみで受け付けています。
事前にカード払いで支払い完了、じゃらんポイントが2%付くのはうれしいですね。
料金は明快、1グループ6人までOKで
- デイキャンプ2500円(10:30-17:00)
- 宿泊キャンプ3500円(10:30-翌10:00)
です。
ペット無料なのは我が家にはありがたい。
若干のルールはございます。
1グループにつきテント1張、タープ1張のみ。
大型ツールームテント(6*3m以上)を立てるならタープはだめ。
デイキャンプと別に食材込みのバーベキューもあります。
キャンプで1泊してチェックアウト後にバーベキューして帰ってもいいかも。
バーベキューもじゃらんからの事前予約制です。
1テーブル料金3600円(6人まで)
食材は持ち込み自由、場内で食材予約するなら一人分セット2500円です。
服部牧場の入場自体は無料です。
動物を見たり、アイスを食べに来るだけなら無料で入れます。
一度キャンプの下見にアイスを食べにいらしてはいかがでしょうか。
服部牧場の周辺環境
服部牧場のある神奈川県愛川町周辺にはやまなみ五湖(相模湖、津久井湖、奥相模湖、宮ヶ瀬湖、丹沢湖)といってダムを活かした人造湖がたくさんあり、釣りやキャンプが気軽にできる自然いっぱいの地域になります。
首都圏からも近いのでちょっと自然の中に身を置きたい時にフラっと行ける場所です。
今回我が家はデイキャンプだったので牧場内だけで遊んだのですが、近隣にも見どころはたくさんあります。
服部牧場のすぐ近くには宮ヶ瀬ダムがあります。
私はダムマニアではないので詳しくないですが迫力のある観光放流が見れたりダムマニアにはたまらないでしょうね。
宮ヶ瀬ダムホームページより
すぐ近くには県立あいかわ公園という土日には渋滞が発生するような人気の公園があります。
冒険の森やふわふわドームなど子ども向けの遊具もあります。
(現在新型コロナウイルスの感染拡大防止のため利用中止中)
帰りにはオギノパンの工場に寄って揚げパンを買って帰りました。
服部牧場から国道412号に出るとすぐあります。
この看板が目印。
我々世代の給食の揚げパンてきな粉じゃありませんでした?
ここのは砂糖まぶしでした。
揚げたての揚げパンはあったかくて甘くておやつにぴったりでした。
丹沢あんぱんはお土産に買って帰りました。
工場見学もできるそうです。
直売所の外で食べられるスペースもあるので、ツーリングやサイクリング行の人たちの休憩場所にもなっていました。
トイレもあるので立ち寄りにぴったりなのでしょう。
次回近くに行った時もまた寄りたいです。
最後に
まだ県をまたぐような遠方へのキャンプ旅行ははばかられる状況なのでしばらくは神奈川県内、近隣のキャンプ場を巡ってみようかと思います。
神奈川県は新しめの高規格キャンプ場は少なく、丹沢や道志川沿いに昔ながらのキャンプ場が多くある状態です。
その分野趣あふれる昔ながらのキャンプらしいキャンプが楽しめそうだなと楽しみにしています。
お読みいただいてありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
プチプラキャンパー