ウエストリバーオートキャンプ場 宿泊記1 ドッグランサイト 山梨県南アルプス市 ファミリーにやさしい子ども天国なキャンプ場
ウエストリバーオートキャンプ場 宿泊記1 山梨県南アルプス市 ファミリーにやさしい子ども天国なキャンプ場
はじめに
こんにちは、プチプラキャンパーです。
今日はキャンプ場の紹介記事です。
3月、山梨県南アルプス市にある
ウエストリバーオートキャンプ場
というキャンプ場に行ってきました。
ウエストリバーオートキャンプ場
〒400-0233 山梨県南アルプス市須澤131
電話: 055-285-6611
オープン期間:3月~11月
チェックイン:14時~17時
チェックアウト:12時
(プラス1000円でアーリーチェックイン、レイトチェックアウト可)
Wi-Fi:管理等周りのみあり
携帯:ドコモ、ソフトバンクのみ
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出る前、3月下旬に犬と子どもの息抜きと自分のテレワークを兼ねて行ってきた時のレポートです。
キャンプ場のレポートは毎回長くなりますので今回も2回に分けて投稿したいと思います。
子どものいるファミリーにはとても居心地のよいキャンプ場でした。
グループは基本お断りの、ファミリー向けに特化されたキャンプ場ですので小さい子がいても安心して楽しめる素晴らしいキャンプ場です。
ウエストリバーオートキャンプ場こんな方にオススメ
- とにかく子どものいるファミリー
- 犬を連れて行く人
- 釣りを楽しみたい
- 川遊びをしたい
- "きちんとした"キャンプ場が好きな人
- パリピなキャンパーが苦手な人
ウエストリバーオートキャンプ場へのアクセス、ロケーション
ウエストリバーオートキャンプ場
〒400-0233 山梨県南アルプス市須澤131
キャンプ場アクセス地図:
http://www.westriver-camp.com/access/pdf/access-print.pdf
クルマでの移動を前提に書いていきます。
本来、最寄りのインターチェンジは中部横断自動車道の白根インターチェンジとなります。
しかし、首都圏から行く場合は中央自動車道の
甲府昭和インターチェンジ
で降りた方がいいです。
首都圏方面から中部横断自動車道に入るには一度中央道で甲府昭和インターを過ぎて韮崎市方面へ進み双葉JCTから分岐する必要があります。
それが距離的にはかなり大回りになり、時間も大して変わらないので手前の中央道の甲府昭和インターで降りてしまった方が良いです。
もし長野方面から来る場合や静岡から北上してくる場合は素直に中部横断自動車道の白根インターチェンジで降りればいいでしょう。
また、甲府昭和インターで降りれば近隣にスーパーやコンビニ、飲食店などたくさん買い物処があるので買い出しをして向かうのにも便利です。
甲府昭和インターチェンジからウエストリバーオートキャンプ場まで30分かからないくらいです。
県道を曲がってキャンプ場の近くになってくると桃の果樹園がたくさんあり、桜の花も咲き誇っていました。
最後地元の道路に入るとすれ違いに注意が必要な部分もありますので徐行してキャンプ場に向かいましょう。先にキャンプ場のある公園の道は少々段差のある砂利道なので車高が低めのクルマは気をつけましょう。
個人的には甲府の市街地からこんなに近いのかと意外に思いました。
ウエストリバーオートキャンプ場の共用施設紹介
川沿いの砂利道を抜けてキャンプ場に入ると管理棟があり、まずそこでチェックインします。
地図画像の右下からキャンプ場に入ってくることになります。
管理等の中に売店もあります。氷、炭、薪、食料などひと通り手に入ります。
1泊で、設営後キャンプ場の外に出るのは面倒なので大変助かります。
管理等の目の前にはトイレもあります。
主要なトイレも含め管理等も土足禁止です。
スリッパに履き替えます。これいいですね。
確かにキャンプ場のトイレの床は泥や水でベチョベチョしているところ多いですから。
ウォシュレットも完備された大変キレイなトイレで、子ども用の個室も用意されていました。
管理棟の横にはお風呂やシャワーがあります。(露天風呂は2020年3月現在休業中)
ごみステーションは管理等の横にあります。
ゴミの回収時間は毎日9時から10時までだけ。
ゴミ袋は管理等で購入します。生ゴミは分別して別に捨てます。
ライブラリーもあります。
マンガ、絵本などの子供向けの本、アウトドアや趣味の各種雑誌等がを揃っています。
気に入った本はサイトへの貸し出しもOK。
まだ川遊びはできませんでしたが、川は釣りエリアと川遊びエリアが分かれていて安心です。
管理等から橋を渡ると子どもの遊具コーナーがあります。
ウエストリバーオートキャンプ場のドッグフリーサイト
今回我が家が宿泊したのはドックランサイト タイプFでした。
ドックランサイト タイプFの案内ページ:
ドッグランサイト タイプFとは
- 犬をリード無しでフリーで遊ばせられる柵あり
- 電源なし
- 約140平米
のサイトです。
地図画像の左上の丸で囲んでいるエリアで、川沿いからは少し坂を昇った小高い場所にあります。だから川沿いのイメージが強いウエストリバーオートキャンプ場らしくないと言えばらしくないサイトではあります。
料金は1泊10200円(大人2人、子ども・犬無料)+1000円で午前10時からチェックインできるプランにしました。
ここはサイト毎に宿泊の基本料金が決まっている明朗会計システムです。
宿泊料金表:
http://www.westriver-camp.com/charges-stay/index.html
500円追加料金を払うことでチェックインもチェックアウトも2時間延ばすことができます。(チェックインは最早8時、チェックアウトは最遅17時)
混雑状況によってできない時もありますが、これによって最大限ウエストリバーオートキャンプ場で遊ぶことができます。
ドッグランサイトFにはF1からF6までのサイトがあり横に並んでいます。
それぞれサイトの形や柵の中に木や岩など違ったものがあって趣が異なります。
真ん中に岩のあるF5サイト
あえて岩をテーブル代わりにしたり、
タープの端を木につないだり、(木にロープを結ぶ時は木を傷めないようにしましょう)
そこに自然にある木や岩を利用した設営をするのも楽しいものです。
こちらは大きな木立ちのあるF2サイト。
1サイトだけ柵の中に桜の木がありました(F3)。
サイト内で花見ができてしまう!
我が家が泊まったF4サイトは柵の中に一本だけ赤ちゃんの木がありましたが、岩の無い形もほぼ正方形のシンプルなサイトでした。
140平米と広々なので子どももワンコも走り回れます。
ボール遊びやバトミントンもサイト内でできてしまいます。
テント、タープを貼っても犬や子どもが遊ぶ十分なスペースがありました。
今回は我が家1泊用の三角ワンポールテントとワンタッチのタープテントです。
このコンビなら30分で全て設営が終わります。
たまたまどちらもFieldoorというブランドのものです。
Fieldoorの製品は安い上にオプションで拡張性があるので好きです。
例えばワンポールテントにも室内テーブルや連結タープ、
ワンタッチタープテントにも専用のサイドシートがメッシュ、フルクローズ、入口用と揃っております。(この記事の最後に紹介します)
Fieldoor製品は拡張性があるので使い勝手が良く、オプションを揃える楽しみもあります。
ドッグランサイトFの駐車スペースはそれぞれのサイトに1台分用意されていて柵の外に駐めるようになっています。荷降ろしは柵越しに行う必要がありますので柵の外と中に一人ずついた方がいいです。
そして、ドッグランサイトFのフィールドは芝生ですがプラスチックの網目のベースが敷かれていました。
下の地盤は相当固く、プラスチックを避けてもペグは途中で打ち込めなくなります。
30cmのペグはほぼ入りません。20cmの鋳鉄ペグがサイトに一番合いました。
ハンマーもテント付属のハンマーでは心もとなく強力なペグハンマーを用意したいところです。
無風だったこともあり20cmペグでも全く問題ありませんでした。
サイトFの専用トイレ、炊事場はエリアの一番奥にあります。
炊事場は2箇所
ここFサイトのトイレだけは土禁ではないですがウォシュレットも完備されたキレイなトイレが2室あります。
F4とかF5、F6などサイトFエリアの手前側のサイトだったら坂を降りていって下のトイレを使ってもいいと思います。下のトイレの方が個室がたくさんありますので。
どちらに行くのもそれほど時間はかかりません。徒歩1分くらいです。
サイトFのトイレの前に灰捨て場はありますがゴミは下の管理等まで持っていきます。
我が家が泊まった日はこのFエリアに他に誰もおらずこのエリアは貸切状態でした。
ひっそりというくらい静かで家族も犬も本当にリラックスできた最高の1日でした。
パパのテレワークも大変はかどりました。
もともとグループは基本お断りのファミリーに特化されたキャンプ場ですので音楽かけたり騒いでるような若者グループはいなく落ち着ける雰囲気です。
もし他にお客さんがいてもこのドッグフリーサイトFエリアは他の川沿いのエリアと隔離していてプライベート感が高かったです。
あとは嫁によると川から少し離れているのでせせらぎの音がそこまで気にならずよく眠れたそうです。確かに川沿いのサイトは川の音がすごくて気になる人は寝れないのかなーとも思いました。
そういう意味でもひっそりした静かなエリアです。
それでも下に降りて川に渡っている徒歩専用の橋を渡ると管理等まで近いのでそれほど不便でもありません。
また、特にドッグランサイトFの周りは焚き付けになりそうな枝がたくさん落ちているので焚き付け集めは子どもにやってもらいましょう。
幼稚園生が30分くらい歩き回っただけでこれだけ集まりました。
ドッグランサイトで電源ありがいい人は川沿いにドッグランサイトAがあり、そちらはAC電源ありのサイトなのでAの方を検討してください。
ドッグランサイトAはこちら:
ウエストリバーオートキャンプ場の他のキャンプサイト紹介
ウエストリバーオートキャンプ場のその他のキャンプサイトは基本川沿いに沿って管理棟の反対岸側に整備されています。(今回泊まったドッグランサイトFを除く)
管理棟の反対岸側のサイトにクルマで行くには、まず管理棟から川沿いを上流に昇っていって最奥にあるクルマで渡れる橋を渡って回ってくる必要があります。
もし徒歩でしたら管理棟の前に橋が渡っているのでその橋から向こう岸のサイトに行けます。
ウエストリバーオートキャンプ場には
- ドッグランサイトA 電源あり、川沿いの柵ありサイトです ペット可 170平米
- テントサイトB 電源あり、かまどあり、川沿いのサイト ペット不可 100平米
- テントサイトC 電源あり、かまどなし、川沿いのサイト ペット不可 80平米
- テントサイトD 電源あり、かまどあり、川沿いのサイト ペット不可 70平米
- テントサイトE 電源なし、かまどなし、川寄りのサイト ペット不可 60平米
- ドッグランサイトF 電源なし、高台の柵ありサイトです ペット可 140平米
- テントサイトW 2家族OK、電源なし、かまどあり、川沿いのサイト ペット不可 100平米
といった種類のサイトがあります。
ドッグランサイトは紹介したので一般のキャンプサイトをご紹介します。
こちらはテントサイトD
奥にかまどが見えますね。
どのサイトも全て駐車スペースがしっかり区切られていて、テントを立てる芝生サイト部分は盛り土されているというキチッキチッとした非常によく整備されたキャンプ場です。
川沿いには同じように駐車スペース、盛り土がされて整備されたサイトが規則正しく並んでいて電源のありなし、かまどのありなしによってタイプ分けされています。
ただし川沿いの碁盤の目にように整備されているテントサイトC、D、Eは80平米を切るので結構狭いです。休日等サイトが埋まっている時は特に窮屈感があると思います。
そして80平米を切ってくるとクルマを駐めてテントとタープを立てるとそれ以外の遊ぶスペースはほとんど取れません。就寝スペースを確保するための「陣地」という感じです。
ゆったり過ごしたいなら最低でも100平米あるテントサイトBかWを選びましょう。
別に犬がいなくてもドッグランサイトに泊まってももちろんいいです。
柵があれば子どもも安心して遊ばせられます。
個人的にはドッグランサイト以外には、川沿いで子どもの遊具に近く橋を渡ればすぐ管理棟にも行けるテントサイトWがいいと思いました。
ただしドッグランサイト以外は犬はNGなんですよね。
あと嫁がもし川沿いに泊まっていたら川の音が気になって寝れないんじゃないかと言っていました。確かに川の音はせせらぎというレベルにはすごい流れの音でした。
こんな感じで段々ごとに滝があるようなものなので。
今度川沿いのサイトに泊まったら検証してみたいと思います。
それ以外の宿泊施設には設備が充実している順に
- コテージ
- バンガロー
- ロッジ
があります。コテージ、バンガローは管理棟側、ロッジは反対岸側にあります。
ただしペットはいずれも不可です。
ですのでペット連れでここに泊まるにはドッグランサイトでキャンプするしかないということです。
こちらはシンプルなキャンピングロッジ
土間があり、焚き火スペースとして使えるそうなので楽しそうです。
手前の芝生スペースにタープなどを立ててもいいそうです。
まだ整備中ではありましたが個別に遊具が備えられているロッジもありました。
最後に(次回へ続く)
今回はここまでです。
次回のウエストリバーオートキャンプ場宿泊記2では
- キャンプ場内での遊び方
- 食事
- 周辺観光
などをお伝えします。
我が家が泊まった時はキャンプ場全体に桜の花が咲き誇っていました。
花見も兼ねた大変いいキャンプ旅行でした。
それではまた次回もよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございます。
プチプラキャンパー
今回登場したキャンプ道具たち:
我が家の1泊用テントです
同じく1泊用、雨天時用のワンタッチタープです
メッシュスクリーンのサイドシートもあります
付属のペグ、ハンマーでは心もとないので鋳鉄ペグとペグハンマーは必須アイテムです。
ノーブランドでもサブにもう一本持っておけば二人で設営できます。
子どものお手伝い用にも。
今回は20cmの鍛造ペグを使用。一番使い勝手の良いサイズです。
鍛造ペグより頑丈な鋼鉄ペグ