芦ノ湖キャンプ村 神奈川県箱根町 オートキャンプサイトでソロキャンプ 帰りは小田原漁港で海鮮丼
芦ノ湖キャンプ村 神奈川県箱根町 オートキャンプサイトでソロキャンプ 帰りは小田原漁港で海鮮丼
神奈川県箱根でソロキャンプ
こんにちは、プチプラキャンパーです。
先週から都道府県をまたぐ移動が解禁されましたが、その前の6月中旬、神奈川県内でソロキャンプに行ったときの記事となります。
芦ノ湖キャンプ村
Fun Space芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
電話: 0460-84-8279
正式には
Fun Space芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ
というのですが、ケビンという別荘風コテージやBBQ場などここの敷地を総称しての名称なのでこの記事では以下、芦ノ湖キャンプ村とさせていただきます。
こちらは施設全体でペット禁止のキャンプ場です。
そのため我が家は家族全員では行けないため、この県内のキャンプ場しか行けない時期に一人で行ってきました。
これからもペット不可のキャンプ場に行くにはソロで行くことになります。
今回箱根を選んだ理由は他にあるのですが、それは後で・・・
芦ノ湖キャンプ村のアクセス・ロケーション
芦ノ湖キャンプ村は神奈川県箱根町に位置する芦ノ湖畔のキャンプ場です。徒歩圏内に有名な遊覧船乗り場があるあたりです。
以下、クルマでの移動を前提にお話しします。
箱根・芦ノ湖エリアへ首都圏から行くには東名高速道路の御殿場、裾野から行くルートと、小田原から山を昇って行くルートの大きく2つに別れます。
時間優先で行くなら東名ルートがいいです。
最寄り、かつ一番ルートが単純でわかりやすいのは
東名高速道路の裾野インターチェンジから行くルートです。
裾野インターからはわずか11km、道もほぼ一本道です。
私は行きはひとつ手前の御殿場インターで降りましたが、途中細い山道を長く走るルートになります。
青のルートで行けば御殿場インターから料金はかかりませんが、その左側のルートで行くと途中箱根スカイラインという有料道路を通るので300円と100円の2回、計400円の通行料がかかります。裾野市街を見下ろして一望できる道路を通るので眺めは非常に良いですけどね。
御殿場ルートはその先の裾野インターまで高速に乗ってから行くのと距離数はほとんど変わらず、高速に1インター分長く乗る分時間も裾野インター経由の方が早いので、高速料金を気にしないのであれば裾野インターから行くといいと思います。
小田原経由のルートは横浜市や湘南方面から行く時にチョイスするルートです。
多少時間はかかりますが西湘バイパスは海沿いを走るので大変気持ちいいドライブコースです。
私も帰りは箱根の山を降りて小田原経由西湘バイパスで帰りました。
道路からキャンプ場の入り口の目印はこちらの看板となります。
近くに来たらゆっくりめに走っていれば見落とすことは無いと思います。
反対側からならこちらの看板が見えてきます。
周辺環境ですが、芦ノ湖キャンプ村は当然ながら箱根の芦ノ湖にあり、周辺にも見どころがいっぱいです。
キャンプ場から徒歩でも10分くらいのところには遊覧船乗り場があります。
箱根周辺にはハイキングコースがたくさんあり、体力に合わせたコースがチョイスできます。
箱根のハイキングコース:
キャンプ場の出口の目の前からも桃源台や湖尻水門へ抜けられるハイキングコースがあります。
お店ですが、芦ノ湖周辺にはスーパーやコンビニはなく、最寄りは仙石原付近のローソンになります(下の地図参照)。
芦ノ湖キャンプ村ホームページより
最寄りのスーパーも仙石原にあるAコープ 仙石原店となります。
御殿場インターから芦ノ湖キャンプ村に来る途中に買い出しをしたいなら途中の仙石原エリアで済ませておきましょう。
裾野インターから来る途中だとわずかに寄り道する形になりますが、スーパーカドイケ 裾野御宿店がほぼ通り道にあります。
箱根といえば有名な温泉地ですので周辺にも日帰り温泉がたくさんあります。
徒歩では厳しいですが、 最寄りは
箱根高原ホテル 1300円(フェイスタオル付き)
となります。
芦ノ湖キャンプ村からは車で5分ほどとなります。
芦ノ湖キャンプ村内にも共同浴場はありますがぜひお立ち寄りください。
芦ノ湖キャンプ村の共用設備
芦ノ湖キャンプ村に到着したらまず駐車場に駐めてフロントでチェックインをします。
芦ノ湖キャンプ村ホームページより
有料駐車場ですが宿泊客は無料で駐車できます。
フロント&売店は朝8時から20時までオープン。
自販機コーナーだけは24時間利用できます。
チェックインするとサイト番号を割り振られ、オートサイトなら水道の蛇口のハンドルとゴミ袋が渡されます。
フロント棟には売店もあり必要なものはここで調達できます。
天井が高く、大変開放的な空間です。
ただしトイレはフロント棟にはないです。
薪、チャコールも入手できます。
(ただし焚き火は調理用としてのみ可、必要以上に炎を上げる焚き火は禁止とのことです)
レンタサイクルもございます。
フロント館内ではWi-Fiが使えます。
共同浴場がありますが、残念ながら私が行った時は休館してました。
徒歩圏に日帰り温泉施設はないのでここが頼みで楽しみにもしていたのですが。
不定期に休むことがあるそうなので気になる人は事前に確認しましょう。
シャワーはないです。
ゴミ置き場も先の駐車場に隣接しています。
ゴミはチェックイン時にもらうゴミ袋に可燃ごみ、プラ等一緒に入れられます。
しっかり分別すればダンボール、缶(空のガス缶含む)、乾電池なども引き受けてくれます。
フロント棟から芦ノ湖の方へ降りていくと
多目的ホールがあります。こういった施設があることから学校などの行事で使われることも多そうです。
さらに降りていくと湖が見えてきます。
富士山は角度的に見える場所ではないです。
時折遊覧船の発着が見られます。
湖畔には日帰りBBQ場があります。
事前に予約をすれば食材まで用意してくれる手ぶらでバーベキューコースの用意もあります。チェックアウトした日のランチはここでBBQして帰るのもありです。
BBQ場の横にはキャンプファイヤープレイスがありました。
林間学校で使われてそうですね。
実際ここのスタッフさんがやってくれるキャンプファイヤーサービスがあるみたいです。
トイレは私が見つけた限りでは湖畔のBBQ場のそばに1箇所とオートキャンプサイトの奥に1箇所あります。
ウォシュレットはないですが、個室も広め、小便器も間隔が取られて床もドライで清掃が行き届いており快適に利用できます。
トイレの洗面台もキレイでした。
炊事場は共同炊事場がテントキャンプサイトの近くに1箇所。
オートキャンプじゃない人はこちらの水場を使います。
オートキャンプサイトには各サイトに水道が付いているからでしょうか、共用の炊事場はありません。
テント泊しない人や真夏に快適な空間で泊まりたい方にはケビンという名のバンガロー、コテージも数多く建てられています。
芦ノ湖キャンプ村のキャンプサイト
芦ノ湖キャンプ村にはオートキャンプサイトとテントキャンプサイトの2種類があります。
今回はオートキャンプサイトに陣を張りましたがその訳は後で。
オートキャンプサイトは石などで軽く区切りがされていて部分的には植栽などで隣と目隠しされているサイトもあります。
木立に恵まれたサイトもあってそういう自然物を利用したサイト設営を考えるのも楽しいものです。
ただしオートキャンプサイトは芦ノ湖からは奥まっているので湖は見えません。
オートキャンプ全サイトにかまどと水道が備えられています。
水道はチェックイン時にサイトの番号札が降ってある水栓を渡されるのでそれで水が出せるようになります。
オートキャンプサイトのうち、4サイトだけ電源ありのサイトもあります。
せっかくかまどがあるので今回はかまどを主役に設営。
フィールドは砂利で固めの土なので鍛造ペグがよいです。
6月中旬ながら午後の気温はわずか17℃。
夕方は肌寒いくらいでした。
日頃読めてない本をたくさん持っていってハンモックでゆらゆらしながら全部読破してきました。
名前はわからないですが、サイトのすぐそばをこんな野鳥が歩いていました。
チェックインの時、注意されたのですが時々イノシシなんかも出るそうです。
就寝時やサイトを離れる時、食べ物や生ゴミは放置していってはいけません。
読書も飽きて湖畔まで散歩したときにテントキャンプサイトを見てきました。
テントキャンプサイトはオートキャンプサイトよりは湖に近い場所にありますが湖はよく見える区画と木立に隠れてほとんど見えない区画があります。
丸太で区切られたサイトが配置されておりこの丸太の中で設営します。
そう、せっかくのテントサイトなのにフリーサイトじゃないんですよ。
そして区画が近い!混雑時は人が通ると結構気になりそうです。
本来ソロキャンプならこちらのサイトなのでしょうが狭さとサイト同士の近さ、プライベート感の無さが気になりオートキャンプサイトにしました。
テントキャンプサイトは車で横付けできませんので駐車場からリアカーで荷物を手運びします。
私は車乗り入れ不可のキャンプ場も泊まるので、本来そういう作業は苦にならないんですけどここは結構アップダウンもあって大変そうでした。
今回のソロキャンプ飯
今回のキャンプ飯は
- 昼:タイカレー2色
- 夜:すき焼き&焼きおにぎり
- 朝:すき焼きの残りと焼きおにぎり
でした。
昼のタイカレーは、メスティンでご飯1合を炊き、
無印良品のグリーンカレーにソテーしたしめじを足したものと
タイで買ってきたレトルトのプーパッポンカリー(カニのカレー炒め)にカニ爪肉風のカニカマを足した2色カレー。
無印のタイカレーは日本人の舌に合うマイルドな味付けです。
具も含め全体的にちょっと少なめなので鶏肉や茄子、きのこなどを足すとボリュームが増します。
プーパッポンカリーはタイ、バンコクのスーパーで見つけ珍しいので買ってきておきました。
日本でも何種類か売ってますね。
本場のタイではカニの爪肉が殻ごとガッツリ入った豪快な料理でカレーとカニの味の染みた卵と合わせご飯が進みまくる料理なのですが、
タイの有名店、ソンブーンのプーパッポンカリー
レトルトでも本物の蟹肉風のカニカマを足すと結構それっぽい味になりました。
どちらもご飯がすすむ、そして美味い!!
私はタイ料理大好きなのです。カオマンガイ(タイ鶏乗せご飯)などソロキャンプ向きのタイ料理も結構ありますので時々キャンプでも作ってます。
夕食はすき焼き&焼きおにぎり。
安い切り落としの細切れ肉でも十分美味しいです。
すき焼きの鍋は100均セリアのアルミ鍋。
最後は捨てて帰れるので荷物が減らせます。
冬はこの鍋でミネストローネとかおでんもやったりします。
すき焼き用の生卵も持っていって自宅同様の味でした。
卵の運搬はこちらの生卵ケース。ソロなら2個用が丁度いいです。
焼きおにぎりは冷食の「大きな大きな焼きおにぎり」をメスティンで蒸して。
冷凍食品は保冷剤代わりにもなるし、調理もラクなのでソロキャンプ飯にはオススメです。
すき焼きを大量に作ってしまったので朝も昨晩の残りでした。
かまどの火ですき焼きを煮ようと思って火を起こしましたが結局使いみちがなく、湯沸かし用と鑑賞用になってしまいました。
(注意:芦ノ湖キャンプ村では調理向けの焚き火以外は禁止されています。必要以上に炎を上げることが禁止となっていますのでご注意ください)
芦ノ湖キャンプ村の宿泊料金
芦ノ湖キャンプ村キャンプサイト料金表:
https://campmura.com/assets/doc/price-calendar_3.pdf
今回の芦ノ湖キャンプ村、オートキャンプサイトでのソロキャンプ料金は
6200円
でした。内訳は
- オートキャンプサイト1サイト料金6000円
- ゴミ処理費用1人200円
でした。好きでオートキャンプサイトにしたわけですが区画サイトなのでソロだとやっぱり割高です。家族3人で泊まるなら並のオートキャンプ料金です。
電源ありのサイトだとさらに1500円高になります。
これがテントキャンプサイトなら2500円+200円=2700円になります。
宿泊客なら駐車料金は無料です。
芦ノ湖キャンプ村のキャンプ料金はシーズンごとに決められていて6月平日は比較的安い料金区分でした。
オートキャンプサイト(電源なし)は最安の時期だと4500円、(プラス1人200円のゴミ処理費用)。これは主に冬の平日でしょう。
テントキャンプサイトは最安の時期で2000円で宿泊できます。(同じくプラス1人200円のゴミ処理費用)
チェックインは11時から可、チェックアウトは10時までなので1泊料金で長く滞在できるのはGOODです。
帰りは小田原漁港へ
撤収後、帰りは箱根の山を下り(箱根駅伝のコースです)、小田原漁港へ寄ってきました。
実はこれが今回のキャンプの目的だったのです。
小田原漁港の西側、早川駅近くにTOTOCO小田原という道の駅のような施設があります。
前からここにある
おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー
というビュッフェ式の刺身食べ放題のお店があり行こうと思っていたのですが、
今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点でお刺身ビュッフェは休業中。
そのためフードコート形式の海鮮丼のお店で海鮮丼をいただいてきました。
※最新情報
先週TOTOCO小田原のホームページが更新されており、おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴーは6/20から営業再開されたのですが、当面はやはり細菌症の感染拡大防止のためビュッフェ形式ではなく、お刺身乗せ放題の丼ぶりテイクアウト方式の営業に変更されるとありました。
おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴーのページもビュッフェの写真がなくなっており、代わりに新たな営業形態の乗っけ放題丼ぶりの説明画像に変わっていました。
以前はこのような山盛りのお刺身が乗せ放題という光景が展開されていたのでとても残念です。
おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴーホームページより
ビュッフェ大好きプチプラキャンパーとしてはこのビュッフェ受難のご時世は地獄のようですが早く以前のビュッフェ形式での営業を復活してくれればいいなーと願ってやみません。
そこで今回はとと丸食堂というフードコート形式の海鮮丼の店でランチしてきました。
看板のとと丸頂上丼2480円や本まぐろトロ丼3280円を当然食べたかったのですが、家族に悪い気がして気が引けてしまい今回はシンプルなまぐろのトロとろ丼ぶり1580円をチョイス。
看板の豪華丼ぶりは今度家族と一緒に行った時にします。
一人で食べてもあんまり楽しくないですからね。
まぐろのトロとろ丼ぶりは小ぶりながらご飯がぎっしり詰まっておりました。
マグロは赤身と中トロと漬けと鋤き身がほぼ4等分、それぞれを濃いめの刺し身専用醤油と胡麻だれと後で説明する雲丹醤油でいただきます。
締めはご飯少しと刺身を2枚残しておいて出し汁をかけたぶっかけ茶漬け。
魚介風つけ麺スープ風の濃い出し汁で全く違う味になりました。
いろんな食べ方で楽しませてくれます。
そしてこれが今回一番の収穫だったのですが、お試しで下の売店でも売られている人気の雲丹醤油を付けてくれていまして、これが絶品でした。
恥ずかしながら雲丹醤油なんて初めて知りました。
雲丹の風味がすごくて本当に丸の雲丹を食べているような醤油です。でも生臭くもないです。まぐろ丼のマグロとも相性抜群でした。
そしてまんまとプロモーションに乗せられ当然お土産で1本購入。
家でこの雲丹醤油で卵かけご飯を食べたのですが、高級旅館の味になりました。
他にも後日のキャンプで野菜のグリルや牛ステーキにつけてもみたのですが、高級鉄板焼店で出されるような贅沢な味になります。
バーベキューのお供にも最高です。
この雲丹醤油は強力にオススメします。
ぜひ試してみてください。
通販でも売っております。
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他にも 地元産の甘夏とマグロの角煮を買って帰りましたが甘夏も特大の割に甘くて美味しかったです。
最後に、芦ノ湖キャンプ村の感想
芦ノ湖キャンプ村、こんな方にオススメ:
- 箱根観光と合わせて楽しみたい
- きれいなキャンプ場がいい
- 設備の整ったオートキャンプを楽しみたい
- アウトドア気分も味わいつつ箱根に宿泊したい
- 林間学校やサークル、企業研修などのアウトドア未経験の方もいる団体客
- 個別にテントを貼るソロのグループ
芦ノ湖キャンプ村、こんなところが残念だった:
- 開放感はない、サイトでの眺望も期待できず
- 犬とキャンプに行きたい人はここは泊まれません。
- 芦ノ湖畔の環境があまり活きてない気が・・・
- オートキャンプでは芦ノ湖は見えません
ペット不可のためソロで泊まってきた芦ノ湖キャンプ村なので今後も我が家は家族で行くことはないです。
ではソロでまた行きたいかな・・・と考えたときに他にももっと開放感があって景色がよくて安いキャンプ場はいっぱいあるから2度目はないかなという印象でした。
箱根のドライブや観光は楽しいですが、神奈川県にいる私はあえてここに泊まらなくても行けますからねー。
富士山近くの御殿場や裾野エリアにもキャンプ場はたくさんありますので。
今回あえてオートキャンプサイトにしたわけですが、ソロで6200円だとビジネスホテルに泊まれてしまう価格です。
かといってフリーサイトなら誰もいない場所に陣を張りたいプチプラキャンパーとしてはテントキャンプサイトのあのサイト同士の近さはちょっとなーという感じです。
逆に仲間同士のツーリングキャンプとかでそれぞれがソロテントに泊まるようなグループならいいと思いました。
とはいっても芦ノ湖畔唯一のキャンプ場ですからね。
仲間と箱根1泊ツーリングキャンプなんかで泊まるのは楽しいでしょう。
私が泊まった時は休みでしたが共同浴場もありますので。
ただ我が家には縁がないかなーと思ったキャンプ場でした。
箱根のドライブや小田原漁港の食事は大満足でした。
今回もお読みいただいてありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
プチプラキャンパー